
プライスレスな価値に気づけるか?
人間誰しも自分が所有するものに価値を感じるものです。

つい先日、部屋の片づけをしようと、着用しない衣類を中古買取店に持って行った時に、20年前に購入したレッドウイングのブーツ(当時40,000円程度)が査定価格2,000円と言われ手放せなくなってしまった。
当時、どこで、どういう感情で、どう身に着けたか、鮮明に覚えています。
お金のない中、頑張って買ったことも。
買取店とすると通常業務で「2,000円です。」と何の悪気もなく話しただけだろうに、私とすると、「お宅になんか売らない!」と言う感情が生まれます。
査定金額が相場なのも分かりますがね・・・
そして、私が不動産査定をする番になると、○○○万円ですと、平気でお伝えしますが、中には納得されないお客様も当然いらっしゃいます。
バブルの時に3,000万円で購入し、金利4%で住宅ローンの支払いをしていれば、「あんなに苦労して返済したのに・・・」となります。
ただ、どんなに思い入れが強かろうと、相場から外れた高い価格設定をすれば確実に売れ残ります。
極端な話、無料で引き取ってもらった方が良いような不動産でも、ある程度の価格でないと手放せない方もいらっしゃいます。
人それぞれ、物件の数ほど、人の思いがあります。
良く「物件の査定価格の一番高い会社に販売を頼む」と考える方がいらっしゃいますが、これは完全に間違いです。
私が言っては何ですが、査定価格なんて適当にいくらでも調整できますし、適当な査定価格に見合う根拠も示し、それっぽい査定書はいくらでも作れます。
そうなると、どんな会社に販売を頼めば良いか?
まずは自分の気持ちを良く聞いてくれる会社(担当者)に任せるのが一つ。
とは言っても専門家としての意見もきちんと説明してくれる。
買取りの話のみの会社はNG。
仲介と買取りと両方提示してくれる会社の方が親切です。
そして大前提として、販売する不動産がいくらで売れるかなんて、誰も正確なところは分かりません。
自分で良く調べて、よく話を聞いて「これくらいかな?」とある程度判断できるようにしておくことも大事です。
身も蓋もない事を色々書きましたが、私もお客様のプライスレスな価値に気づけるように、努力致します。

