
ネット情報をどこまで活用するか?
情報の断捨離を始めて数か月経ちましたが、時間のある時にTwitterを眺めていると、気になるツイートを発見。

元SUUMO社員の人が不動産業者の裏話を公開。
「一般のお客がSUUMOやat-home、ホームズなどの不動産ポータルサイトで物件を探しても、良い物件は見つからない。良い物件は不動産業者しか見れないレインズと言うサイトにしか掲載していない、したがって不動産業者に行ってレインズを見せてもらうのが、良い物件を探す手立てなのだ!」と
このツイートがバズっており、「勉強になりました!」「知らなかったです!」「今度実践してみます!」と称賛の嵐。
不動産業者ならこのツイートは大嘘だとすぐに分かります。
理屈は分かるんですがね。
不動産業者は不動産売却の依頼を受けると、宅建業法に基づきレインズと言うサイトに必ず掲載しなければなりません。
いつまでにとか細かい定義はありますが、置いておきます。
なので、情報は必ず全国の不動産業者が共有します。
法律上は・・・
不動産業者の報酬は売主と買主双方から頂きます。
売却の依頼を受けた不動産業者が、自社で買主を見つければ双方から報酬が頂ける。(俗に言う両手)
売却の依頼を受けた不動産業者が買主を見つけられず、他不動産業者が買主を見つけて契約した場合、売主側不動産業者は売主より報酬を頂き、買主を見つけた不動産業者は買主から報酬を頂き報酬を分ける。(俗に言う片手)
仲介手数料が50万円だった場合、両手の場合不動産業者は100万円の報酬があり、片手の場合は50万円の報酬を手に入れます。
そうなると、両手を目指す不動産業者が出てきます。
レインズに物件情報を公開すると、他の不動産業者に買主を見つけられるので、法律を犯しレインズには乗せず別の手段を検討します。
①情報は公開せず内々だけで回す。
②内々で見つからなければSUUMOなどのポータルサイトに掲載する。不動産業者から問い合わせがあった場合は「別の不動産業者の物件を掲載している」と嘘をつき、他不動産業者には紹介をしない。
ちょっと意味が分からないかもしれませんが、良い物件情報はレインズには掲載されず、まだSUUMOなどのポータルサイトの方が良い物件が掲載されている可能性が高い。
元SUUM社員のツイートは逆です。
これは私が不動産の仕事をしているから、簡単にデマだと気づく事が出来ますが、専門ではない分野でこんなツイートがあればまんま信じてしまいます。
私以外でもこのツイートのデマに気づく人も多数いるのでしょうが、わざわざ自分の時間を割いて指摘などしないから、デマが独り歩きします。
そう思うと、TwitterなどのSNSなんてデマが半分以上なんでしょうね。
SNSでも勉強になる面は多々ありますが、何をどう信じるかは注意が必要です。
私のブログもしっかり調べて書いているわけでは無いので、当然間違った事を書いてしまう事もありますし・・・

