
広告掲載について考える。
不動産会社が物件の広告を行おうと思うと、SUUMOやat-home、ホームズ等の不動産ポータルサイトと呼ばれる媒体に広告掲載を行うのが一般的です。

未だFAXを多用しているアナログな不動産業界では今でも、チラシ等の紙媒体も有効な販売手段の一つではあります。
それでも費用対効果を考えると、ネット広告の方が少しマシな気がします。
弊社でも様々な広告を行い、費用対効果を検証しています。
思い返してみれば、会社HPと言うものが出来たのもここ10年位です。
私が駆け出しの時には「住宅ジャーナル」全盛期の時代で、部屋探しをする人は書店で電話帳位ある厚さの住宅ジャーナルを購入して、気になるページにドッグイヤーをして物件に蛍光ペンで記して、不動産業者に部屋探しに行く・・・と言うのが一般的なお部屋探しでした。
それから、SUUMOやat-homeのポータルサイトが主流となり、住宅ジャーナルのページはどんどん薄くなり、目にする機会が・・・
住宅ジャーナルのAさんディスっている訳ではありません。
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
最近私が思うに、SUUMOやat-homeのポータルサイト時代も陰りを見せ始めてきた気がします。
なぜSUUMOやat-homeのポータルサイトに不動産業者が多額の広告費を支払うかと言うと、自社のHPを持っていても、ユーザーの目に留まる機会が極端に少ないから。
物件探しをする人は、Googleで「高崎市 不動産」「高崎市 売地」「高崎市 新築」とかのワードで検索をします。
このワードで検索すると上位10サイト(検索画面1ページ目)にはSUUMOやat-homeのポータルサイトか大手ビルダーのHPでほぼ埋まります。
資金力のある企業が上位を独占し、零細企業のHPは3ページ目、4ページ目に追いやられます。
これをSEOとか言いますが、私もSEO対策にと自分でできる努力を考え実施しましたが、せいぜい2ページ目が良いところで、1ページ目に弊社HPは表示されない。
当然「三方舎」と検索すればトップに出てきますが、不動産探しをされる方で「三方舎」と検索する人はいない。
そうなると、上位表示されるSUUMOに高い広告費を払い、自社の取り扱い物件を掲載する、と言う流れになります。
そんな広告事情に変化が・・
理由の一つはSNSの広告発信。
やろうと思えばYouTubeやインスタグラム、Facebookと無料で広告発信できるコンテンツが出来ました。
まだ群馬県では無料のSNS発信のみで収益化出来ている企業は私の知る限りではありませんが、上手に利用する企業が続々と出てくると思います。
それに加えて「リスティング広告」のハードルが下がりました。
リスティング広告とは、検索ワード「高崎市 不動産」で4ページ目に埋もれていたサイトを広告費を出して、トップページに掲載する広告。
一昔前は広告代理店に広告費用を支払い、数パーセントの手数料や管理料を支払い、広告掲載の運用を任せていました。
弊社でも5年以上前に行った事がありますが、成果は出ませんでした。
ただ、最近では専門職でなくとも簡単にリスティング広告を行う事ができ、解析アプリも充実している上に、Google広告のサポート電話まで設けられており、至れる尽くせりの状態です。
となると、わざわざSUUMOに広告費を払わずとも、Googleに広告費を支払えば自社のHPが目につくようになります。
結局、零細不動産業者はどこかに広告費を払わねば商売は出来ない状況は変わらない上に、広告費を多額に支払える起業が優位になる事も変わらないけれど、「アイデア」が広告費を凌駕する日が来ているとも思います。
住宅ジャーナルがSUUMOに淘汰されたように、SUUMOがGoogleに淘汰される日が来るのか・・

