
手間とお金と心情と・・・
夫婦二人の生活で30坪4LDKの住宅に11年住んでいます。

引っ越し当初は広すぎるなと思っていたものの、年数を重ねるにつれ荷物がどんどん増えて行きます。
もはや手狭な位。
断捨離をと思い、年に1、2度、買取り業者に不要な服やら靴やらバックやら持ち込みます。
でかい袋に使わなくなった物を入れて行きますが、「まだ使うかな?」「買ったときは高かったんだよな」とか様々な思いを胸に、大量の荷物を車に詰め込み、買取り屋まで持って行きます。
大量に荷物を持って行くと、担当する人によっては面倒くさそうな感じも見受けられます。
そして「査定に1時間かかります」と言われ1時間後にまた買取り屋に訪れ、査定金額を聞くと愕然とした金額を告げられます。
「昔の型なので・・・」「今は人気がなくて・・・」と安い査定の理由を聞かされ、私も不動産査定で同じような事をしているんだろうと自戒をします。
愛着のあるものだと気分が良いものではないですが、買取りを断りまた家に持って帰っても片付かないので、しぶしぶOKを出します。
かと言ってメルカリで個人売買するのも面倒だからやりたくない。
そんな折妻から「ネットで買取り査定の依頼ができる」と聞かされます。
ものは試しに買取りサイトに登録して買取り依頼をすると、翌々日に段ボール箱が送られてきます。
「まだ使うかな?」「買ったときは高かったんだよな」と毎度同じ事を思いながら段ボール箱に詰め込みます。
集荷の伝票まで付いてきており、スマホで集荷依頼を行うと、翌日に郵便局が集荷に来てくれます。
業者から荷物到着にメールが届き、翌々日には査定金額が提示されます。
買取り金額は店舗型の買取り屋とさほど変わらない気がしますが、圧倒的に手間が掛からずご機嫌で買取りOKを出し、翌日には指定口座に買取り金が振込まれます。
仕事とは人の手間を代行する事にあり。
不動産の売買でも個人間で行う事も出来ますが、我々不動産業者は様々な懸念材料を調査し、解消し、トラブルが起きないように、書類を作成して取引を行います。
DIYで住宅が建てられないから、建設会社の存在があるわけだし、メルカリに出すのが面倒だから買取り業者が存在する訳です。
家にいるだけスマホ一つで何から何まで段取りしてくれるネットの買取り業者の対応には見習うべきことがたくさんあると感じました。
自分の仕事に置き換えると何ができるのか自問していきたいと思います。

