
コミュニケーションと言うコスト。
物を買う時には目に見えないコストがある物です。

卵を買いに行くのに、家から徒歩5分のスーパーと車で10分のスーパー。
近い方が1パック170円、遠い方が150円。
進行方向にあるガソリンスタンドでレギュラー153円/ℓ、反対車線のガソリンスタンドは150円/ℓ。
どちらが良い悪いもないですが、自分の時間や、労力、事故に合う確率まで加味するとどうでしょうか?
人それぞれですけど。
住宅購入はどうか?
何件も住宅展示場を回り、何件も見積りを取得し、住宅メーカー決定後、数十回にわたる打ち合わせを行う。
人生の一大イベントとして、楽しめる人は良し。
私は人様とお会いして打ち合わせをする事を楽しめるので、そんな購入方法は全然ありですが、私の妻は人疲れしてしまうタイプです。
なるべく、打ち合わせ回数を少なく、会う人も限定されている方が良い。
こんな方は結構いらっしゃいますよね。
不動産売却査定サイトから不動産売却のご相談を頂きますが、査定サイトのご依頼主は複数社に査定を求めるから「なるべく高く!」と言うお考えの方が多いのかと思いましたが、意外にもそこまで多くない。
適正な金額であればOKで、分かりやすく、簡潔に、トラブルなく、売却手続きを進めてくれる不動産業者を求めているように感じます。
自分が不動産売却を行う時を想像してみても、適正な金額で後はトラブルなく行ってくれればOKで、複数社に同じ話をしたくもないし、同じ話を聞きたくもない。
コミュニケーションコストとでも言いましょうか。
私が思うに、年齢を重ねる程、コミュニケーションコストを払いたくなくなる。
体力の低下から人と会う事に疲れを覚えるようになるのでしょうね。
我々営業マンはそんなお客様の心情を察し、お金の支払いもさることながら、コミュニケーションコストの支払いを下げる必要があるのかもしれません。
一見元気そうに見えるお客様も、打ち合わせが終わり車に乗った途端にため息を吐いているかもしれません。
無駄話が営業の本質的な事も言われますが、人によって感じ方が違うのだから、営業の本質はお客様の心情を察しできるか、できないかのような気がします。

