
老化と共に物忘れ防止対策を考える。
気力、体力、記憶力の低下を感じます。

27歳の時に不動産営業職になり、賃貸業を行う不動産業者に就職した新人は、アパートの案内係からスタートするのが一般的です。
賃貸業を行う会社の繁忙期は壮絶で、一担当あたり30件程度の契約行為を行います。
最近ではリーシングと呼ばれる担当がアパートの案内と契約のみを行うので、もっと契約本数は増やせるのでしょうが、私が行って時には案内、契約、書類作成、書類の読み合わせ、鍵渡し、オーナーとの折衝事などなどを総合的に行っていたので、30件も契約すると慌ただしい。
契約頂いた物件とお客様のお顔とお名前が紐づかず、ふらっとお客様が来店された日には「自分のお客様だけど何さんだっけ?どこの物件だっけ?」とパニックになります。
賃貸営業の方は皆経験されている事だと思います。
月に30件契約を頂くとなると、50組位は案内します。
案内する物件の数が一組3件とすると、月に150件程度の物件案内を行います。
そうなると、売上目標やら歩合やらありますが、新規のお問合せが来ても誰もやりたがらない現象が発生します。
入居時期がいつでも良い人は、2月3月の部屋探しを避けた方がそれなりの接客はしてもらえる確率は高いと思います。
弊社で取り扱う賃貸物件は極わずかなので、2月3月の繁忙期とは無縁の不動産業者ですので、いつでもお問合せ下さい。
いつでもそれなりの?!接客をしているつもりです。
新人の時には頑張らなくてもできた月の案内150件を今やれと言われると、出来る自信がない。
年と共に自分の適した役割を見つけて行かなければなりません。
とは言いつつも私もまだまだ現役でお客様の物件ご案内、契約行為を行います。
物忘れ防止対策が欠かせません。
退社前に翌日の行動予定を手帳とは別に日報に記載、出社して予定を確認すると、アポイントの数十分前にアラームセット、メモが取れないタイミングに忘れてはいけない連絡があればボイスレコーダーに吹き込む。
自分の記憶力に自信が持てなくなれば、洩れないように工夫しなければなりません。
そもそもアラームセットは20代の頃からやっています。
今までに一度だけ案内のアポイントをすっ飛ばした事があります。
その日の午前中に物件現地で15:00待ち合わせを承り、飛び込みで13:00頃新規のお客様が来店、夢中で接客をしていたところ、思いっきり忘れる。
気が付いたのが16:00頃、恐る恐るお客様に電話をしましたが繋がらなかった事を記憶しています。
残念ながら誰でも年を重ね、様々な機能が低下してきます。
年だから・・・と諦めるのではなく、年を重ねただけの熟練の技を披露したいものです。

