
中古住宅の適切な売却を考える。
中古住宅の売却依頼を頂く際にどんな販売方法が適切か考えます。

中古住宅でも築10年以内の築浅物件もあれば、20年、40年と建物の程度はそれぞれです。
物件によっては解体更地渡しの場合が良い場合もあれば、リフォームして販売した方が良い場合もありますが、適切な加減が担当者によって変わります。
あくまで私の見解ですが、基本は購入する方の目線で考えることが大事だと思います。
水回りをそう取り換えして外壁塗装をして・・・は不動産買取り再販業者が行うことで、個人売主に求めるレベルじゃない。
賃貸住宅の原状回復のリフォーム程度を目安に必要があればご提案します。
障子やふすまに穴が開いていれば補修をし、畳の表替えをして、傷んでいるクロスを貼り替え、ルームクリーニングする。
築20年を超えると住宅診断のご提案をさせて頂く場合もあります。
住宅診断は60,000円程度で弊社では第三者機関の一級建築士が床の傾きや傷んでいる箇所をチェックし数十ページに渡る報告書を作成します。
そして土地の境界がはっきりしていない場合は境界確定測量もご提案します。
境界確定測量も官民・民民境界もしくは民民境界のみ場合も物件によってご提案内容を変えます。
官民はその名の通り高崎市なら高崎市の道路管理課の担当も呼んで確認。
民民は隣地の方のみ境界を確認。
変える理由とすると官民境界まで行うと高くつく。
道路側溝がある場合など道路と敷地が分かりやすい場合は省略します。
なるべく費用を抑えて必要最小限だけど、何もやらないよりだいぶ良い。
売主側からすると、だいぶ良い=価格UP、早期売却の確率が高まる。
買主側からすると、最低限の事は出来ているから、ある程度安心して購入できる。
良いような事を書いていますが、この辺の加減が難しく何も手を付けずに早期売却できる場合もあれば、準備をしたからと言って早期売却できる訳でもない。
あくまで確率論と経験則。
最終的にはご自身で判断して頂くしかない。
ただ、検討材料は売却依頼を受けた不動産業者がしっかりとご提案すべきだとも思います。
「現況で何も手を付けず〇〇〇万円で売り出しましょう!」は不動産業者から見れば簡単で手間もかからず、売れなかったとしても、どこも傷まない。
売主も買主も不動産業者も自分だけが得をする取引には中々巡り合えない。
売主「少しお金を掛けた方が買主は喜ぶよね」
買主「綺麗になっているから無理な交渉は失礼だよね」
不動産業者「なるべく低予算で良い物件を作ろう」
夢物語ですかね。
現実は真逆の場合が多い気がするのが不動産取引ですかね・・・

