ネットで東大の脳研究者の「やる気」について書かれた記事をみました。
「多くの人はやる気と言うのは行動を起こす原因だと勘違いしていますが、やる気は行動の原因ではなく結果です。だからやり始めない事にはやる気は出ません。」
「やる気が出たから走るのではなく、まずは走り始める事が大切で、走り始めると、もっと走ろうかとやる気が出てくる。」
やる気は行動を起こした後についてくる結果だそうです。
確かにそうだと思う。
先日、お客様でもある元同僚の方が、勤めた会社を辞めて異業種で商売を始めると。
その方はもう少しで50歳。
4人いるお子様が全員成人したこのタイミングで一念発起。
65歳で定年を迎えたとしても、まだ先は長いので長く続けられる自営業の道を選んだよう。
前にもブログに書いた気がしますが、最近似たような境遇の方の起業のお話をよく聞きます。
近年ではSNS等を利用して広告発信の費用を抑えることができ、ロードサイドの店舗を借りなくてもできる商売が増えた事と、どこの会社に勤めていても「安泰」「安全」「安心」を得られない事から、起業の道を選ぶ人が増えている気がする。
お客様と久しぶりに行き会いましたが、やる気に満ち溢れていた。
行動を起こしたからなんでしょうね。
「やる気がでたら・・・」ではいつまで経ってもやる気が出ることはなく、起業の道に進めない。
〇〇が出来たら・・・の条件付の目標を持つ人が多く、計画は大事だけれど、条件の目標が高すぎるからいつまで経っても行動が出来ない。
その条件が成就する頃には、別の条件が出てくる。
誰もかれも起業した方が良いとは思わないけれど、最終的にあてになるのは自分だけ。
景気の良い時には会社に貢献できない人でも長く雇う事が出来たけど、そんな余裕のある会社は少なくなり続ける。
弊社もこれ以上、人を雇う気はなく少数精鋭の組織作りを行わなければあっという間に、世間様から淘汰されてしまいます。
厳しい情勢が待ち構えていますが、どこで仕事をしても同じことだとも思うので、明るく前向きに職務に励みたいですね。
