飲食店に行っても、コンビニに行っても、どこに行っても、求人募集の張り紙があります。
総務省が11月29日日発表した労働力調査によると、10月の完全失業率は3.0%で、完全失業者数は前月比5万人減の197万人と、1995年2月以来、21年8カ月ぶりに200万人を下回った。
との発表がありました。
アベノミクスが功を奏し景気が回復しているような感覚を覚えますが、どうやら違うようです。
人口構造の変化によるもので、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)の減少が直接の要因で働く人の数が単純に減っているだけです。
こうなると、「外国人労働者を増やして、人口の穴埋めを!」と思いがちですが、これをやるとEU諸国のように色々な問題が発生します。
さあどうする。
[生産性向上]でしょう。
企業は設備投資をして、少ない人数で今以上の生産量を増やせば間違いなく、デフレ脱却です。
そこで自分に置き換えてみると、これが中々難しい・・・
不動産業界にとって設備投資をして生産性を高められるものは何か?
きっとあるのでしょうが、アイデアが枯渇している状態では、良い策は生まれません。
まずは日々の仕事の仕方を疑い、常に改善しようとする意識が大事になってきますし、様々な人から意見を求めることも必要になります。
一人でできる仕事には限界がありますので、謙虚な姿勢で、人の意見に耳を傾けたいと思う今日この頃です。