エンゲル係数が高い方が良いか?低い方が良いか?と突然問われてはっきり答えられる人は少ないでしょう。
総務省が17日発表した2016年の家計調査速報によると、家計の支出に占める食費の割合である「エンゲル係数」は2人以上の世帯で前年より0.8ポイント上昇して25.8%となった。1987年以来29年ぶりの高水準。食品価格が上昇したほか、共働き世帯の増加で調理食品などの購入が増えたことが背景にある。衣料品などを買い控えており、家計の節約志向は根強い。
日経新聞より抜粋
なかなかピンと来ませんが、要は家計の支出の中で一番削りにくい食費が高くなるということは、食費以外の娯楽や趣味にお金が回せていない状況でまさにデフレの真っただ中。
1月の家計調査でも2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり27万9249円で、物価変動を除いた実質で前年同月比1.2%減少して、11カ月連続で前年実績を下回った。
エンゲル係数は高水準で、実質消費は減少。
米やパンを買う量は減っているけれど、家計で締める割合は高くなってる。
貧乏になってるってことですね。
偉い人たち、何とかせねばなりません。