馬鹿と天才は紙一重なんて言いますが、「やさしいと情けない」も紙一重のように思います。
そりゃあ誰しもやさしい人が好きなんでしょうが、やさしさをはき違えてはいけません。
女子が持てない重い荷物を男子が持つのは当然のやさしさですが、女子が自分で持てるバッグを男子が持ってはいけません。
「情けない男」に私は認定します。
この間友人家族とご飯を食べに行った時の事。
座敷のお店でしたので当然帰りに靴を履いて帰ります。
友人の子供で4歳の女の子がいたのですが、靴を履かせてもらいたそうな顔をして私を見上げていました。
私は「靴ぐらい自分で履くんだよ!」と言ったらものすごく冷めた顔で私の顔を見つめていました。(今でもその顔を鮮明に思い出します)
それを聞いていた私の妻は引いていました。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
何事もやりすぎはいけません。
ちょうど良いところを探すのが人間のバランス感覚なのか・・・