良くお客様に「太陽光発電設置した方が良いですか?」尋ねられます。
「私は太陽光発電否定派です。」と答えます。
なぜか?
①今のお金の方が大事だから。
仮に200万円の設置費用が掛かるとしたら、その200万円で違う事がしたい。
10年後、20年後のお金の価値は違うので、今の金銭感覚でシュミレーションしても正直ピンとこない。
②ちょっと広い視点で、国全体で見た太陽光発電事業は原発、火力発電等より高コスト、みなさんご存知の通り太陽発電の買取単価は年々下がっています。
元々は民主党政権下で太陽光事業が積極的に行われるようようになり、買取金額はめちゃくちゃ高額でした、このままではいけないと徐々に買取い金額が下がっています。
原発稼働、賛成・反対、両方の意見がありますが、原発を動かしていなかった間、化石燃料その他、発電するために必要な資源を買うのに年間4兆円超が余分に掛かっていたそうです、4年間で16兆円。
社会保障が!年金が!医療費が!と騒ぐのは結構ですが、何でも叶うわけないんですよ。
原発なんかそりゃない方が良いに決まってますが、理想と現実を考えなければなりません。
あっちを立てればこっちが立たず、バランスをとるのは非常に難しいです。