売却査定サイトの賛否
弊社では不動産の売買をメインに行っており、どちらかと言うと売買でも購入する方に向けた営業活動が主となります。

売る人に向けた営業も行いますが、弊社でお取引きをさせて頂く売りたいお客様はほぼご紹介によるものです。
賃貸が得意な不動産業者もいれば、売買が得意な不動産業者もおり、売買でも買いたい人の営業が得意な不動産業者もいれば、売却の営業が得意な不動産業者もいます。
私が勝手に消費者心理を考えてみると・・・
買いたい人は販売している物件の良し悪しで購入するしないを判断する割合が80%位で、取り扱いしている不動産業者の良し悪しでの判断は20%程度。
逆に不動産を売りたい人は依頼する不動産業者の良し悪しで決める割合が90%以上だと思います。
買いたい人は実際に存在する物件を買うわけだから、極端に胡散臭い会社でなければ問題ない気がします。
売りたい人は自分の大事な不動産の売却を依頼する訳だから会社選びは慎重になります。
会社の規模、従業員数、創業年数、資本金等々。
そう考えると弊社は不動産売却の営業に向いていない不動産業者に該当します。
こんな理由から購入者に向けた営業活動に精を出しているのですが、最近売却したい方へ向けた営業活動も少しづつ行っています。
売却査定サイトの登録ですね。
不動産を売りたい人はサイトに登録すると数社の不動産業者から査定書が届き比較検討ができます。
不動産業者はサイト側に1件のお客様に付き1万円程度の広告費を支払います。
サイト側は一人のお客様を5社にまとめて依頼をすると5万円の利益になる仕組みだから中々あれです。
私はアンチ査定サイトで営業電話が年中掛かってきていましたが、全てお断りしていました。
ただこれもまた消費者心理を考えてみると、知り合いに不動産業者がいない人は自分で色々調べて各不動産業者に問合せをしなければなりません。
そんな面倒な事をするより、簡単に複数の不動産業者から査定書が届く査定サイトを利用できるとかなり便利です。
そんな訳で弊社もある査定サイトに登録しています。
不動産所有者から売却のご依頼を頂いた物件の事を委任物件とか言いますが、
委任物件の数を増やすことも会社の安定に繋がります。
競合他社は弊社より会社の規模が大きく、勝ち目がないような気がしますが、弱者は弱者なりの生きる道を見つけます。
ちなみに、大手に依頼しようが零細企業に依頼しようがそれほど結果は変わりません。
販売活動のメインはネット掲載です。
大手でも零細でも同じ広告媒体を使うので、掲載の上手下手はありますが、基本的には購入希望者の目に留まります。
大手でも自社のHPだけの集客はできないので結局はSUUMO、at-home等のポータルサイトに登録します。
後は営業マンの腕が多少影響しますかね。
複数の不動産業者に依頼するのを一般媒介
一社の不動産業者に依頼するのを専任媒介なんていますが、果たしてどっちが良いのか。
こんな話になるとなんだかんだで、「うちの専任が良いのだ!」と結論付ける広告や案内を見かけますが、私の考えでは物件によって変わる。
簡単に販売できる物件は一般媒介。
販売が難しい物件は専任媒介。
ですかね。
例えば築年数の新しい中古住宅で市街地にあれば金額次第でどこの業者も販売できます。
逆に築年数が古い中古住宅や市街化調整区域の物件などは懸念材料が多く様々な調査を行わないと販売は難しい。
調査に時間が掛かるのに一般媒介だと、調査に掛ける時間が無駄になる場合があります。
そうなると、「一般媒介だし適当に販売活動を行えば良いかな」となる営業マンは一定数います。
私も手抜きはしないですが、「こんなに手間が掛かるのに一般か・・・」とは思います。
なんだか長いブログになりましたが、不動産売却を検討している方の参考に少しでもなれば幸いです。

