田舎にマンション
購入する方の分譲マンションは大概、主要な駅の前に立ち並んでいます。

理由は簡単で、駅前立地を好む人は多数いるけれど空き地が少なく土地値も高い。
一戸建ての住宅を建てる事が困難な為、高層マンションを区分所有するのが効率的で需要と供給が一致します。
主要駅まで徒歩45分の分譲マンションなんて聞いたことないですよね。
ただ、賃貸マンションだとこれが存在します。
田舎の賃貸マンションは余程特殊な事情がない限り、大家さんの資金繰りが悪くなります。
これまた理由は簡単で、田舎にRCマンションを求めている人が少なく、建築コストは木造や軽量鉄骨のアパートよりはるかに高い。
なので、賃料を高く設定しなければならないが、木造、軽量鉄骨のアパートよりそれほど高い賃料は頂けない。
高い賃料を設定すると空室率が高くなります。
田舎のRC賃貸マンションの収支は悪い場合が多い。
良くCMで耳にする「30年間借上げします」と謳っている大東建託や東建コーポレーションの物件は木造か鉄骨造です。
積水ハウスや大和ハウスも軽量鉄骨造。
立地によってはRCマンションもありますが、田舎にはない。
田舎にRCマンションを建てると借上げする自分たちの首を絞めることは彼らは重々承知しています。
ではなぜ田舎に賃貸マンションがあるのか考えると・・・
大人の事情ですね。
お察しください。
このブログを書いたきっかけは、あるアパートオーナーからの依頼で
「富士見町で4階建ての賃貸マンションがあり20世帯中5世帯しか入ってないから、安く売ってくれないか所有者にあたってくれ」とのお話を頂き、実際に現地を見に行くと話の通り悲惨な状態。
提案した建設会社も悪いけど、この入居状況は家主の責任でもあります。
あんまり首を突っ込むつもりはないけれど、少しはお役に立つことができるのか?
近日中に家主宅に伺う予定ですが、何となく話の顛末が予想でき、空振りで終わる確率が非常に高いはず。
まあ、依頼された仕事ですからね。
出来る限りは尽くします。

